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素心
「素心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
素心の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
。……また夜のともし灯も、今夜からは点くのか。それもまた、ありがたいの」 と、
素心にほほ笑まれた。 一条行房と、少将忠顕は、 「これで助かりました。およろこ....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
正成を書く以上、題語などは、五十歩百歩、文芸的には何の内容関係もない愚と覚った。
素心で見れば「菊水帖」は字ヅラもきれいだし、語感もよい。正成を書くにしても、私は....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
ていない。ぼくの書くものが右に見えるか左に見えるか、ぼくは知らない。多分、読者の
素心による思い思いに読まれるのであろうとおもう。 過去には、決算がついている。....