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素食
「素食〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
素食の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
チン大帝の厚聘《こうへい》を却《しりぞ》けてローマに拝趨《はいすう》せなんだり、
素食《そしょく》手工で修業して百五歳まで長生したり、臨終に遺言してその屍の埋地を....
「沈黙の塔」より 著者:森鴎外
になっている個人主義を危険だとするのである。そんな風に穿鑿をすると同時に、老伯が
素食をするのは、土地で好い牛肉が得られないからだと、何十年と継続している伯の原始....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
死し、含水炭素殊に砂糖を多く与えたものは八十七日くらいで死んだ。これに反して含窒
素食物を主に食わせた動物は三百七十一日生きていたそうである。 (明治四十一年一月....
「奥羽地方のシシ踊りと鹿供養」より 著者:喜田貞吉
に由って一層多くの熊を下してくださるという期待を有するものであるらしい。つまり平
素食料として捕獲する動物に対する一種の供養なのである。 北海道には実際熊が多い....