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「索引〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
索引の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「忠義」より 著者:芥川竜之介
かきむしり始める。――近習《きんじゅ》の者は、皆この鬢をむしるのを、彼の逆上した
索引《さくいん》にした。そう云う時には、互に警《いまし》め合って、誰も彼の側へ近....
「ふもれすく」より 著者:辻潤
の長男が彼女のお腹にいる時、木村荘太とのイキサツを書いたもので、荘太君はその時「
索引」というやはりながい小説を書いた。荘太君のその時の鼻息はすばらしいもので、そ....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
無限の概念に関する哲学上並びに科学上の原理の比較/観念の自然淘汰 訳者付記 人名
索引 先年私がスウェーデンの読者界のために著した一書『宇宙の成立』(〔Va:r....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
日まで、ずうっと算哲様の手許で育てられてまいったのですから。それに、この図は勿論
索引には載っておりませず、絶対に人目に触れなかったことは断言いたします。算哲様の....
「火山の名について」より 著者:寺田寅彦
題となるが、これは「大日本地名辞書」により、そのほかには小川氏著「日本地図帳地名
索引」、また「言泉」等によることにした。それにしても、たとえば海門岳が昔は開聞で....
「獄中記」より 著者:大杉栄
分の受持の組は勿論、十組あまりのほかの組の列までも見廻って、その受持看守から、「
索引」をかりて、それとみんなの顔とを見くらべて歩く。「
索引」というのは被告人の原....
「軍用鼠」より 著者:海野十三
な二十日鼠の姿となって――一寸はすこし短かすぎるかな、とにかく正確なところは後で
索引付動物図鑑を引いてということにして「寸」の字だけで、数字は消して置こう。 ....
「さまよえるユダヤ人の手記より」より 著者:寺田寅彦
ェンショナルなものの代表として現われたわけである。 自分の五十年の生涯の記録の
索引を繰って杏仁水の項を見ると、先ずこの二つの箇条が出て来る。 近来杏仁水の匂....
「夢殿殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
ね。所が、調べてみると、その経文の何処にもそんな章句はない。けれども、僕は経蔵の
索引カードの中から、異様な暗合を発見したのだ。と云うのは、いつぞやの『ウエビ地方....
「地上」より 著者:島田清次郎
らかで、偉大な響きをもっていた。平一郎はその声を聞いたひととき自分の素質に微妙な
索引力を感じて思わず座敷へ進み出た。 「はじめてお目にかかります」と頭を下げ、火....
「学校教育における図書館の利用」より 著者:佐野友三郎
せる事彙、辞典類の刊行なきにしもあらざれども地名、人名、名数等多くは彙類毎に排列
索引を異にし実用においても、一般百科辞典の入門としても不便なれば、まず人名、地名....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
きくにつれて、筆記を取り、後で立派に清書して、節を切り、実験や器械の図をも入れ、
索引を附して四冊とし、主人のリボーに献ずる由を書き加えた。 この筆記を始めとし....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
当然とご批判を願いたいのであります。 しかし大刊行物たるに違いないので、これに
索引が出来ますと、これはインドを見る鏡のようなもので、インドの研究はシナの一切経....
「古事記」より 著者:武田祐吉
一 本書は、古事記本文の書き下し文に脚註を加えたもの、現代語譯、解説、および
索引から成る 一 古事記の本文は、眞福寺本を底本とし、他本をもつて校訂を加えたも....
「ベートーヴェンの生涯」より 著者:片山敏彦
ig. グスターフ・ノッテボーム――『ベートーヴェンの、出版されている作品の主題
索引目録』(一八六八年) G. Nottebohm.――Ein Skizzenb....