紫苑色[語句情報] »
紫苑色
「紫苑色〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紫苑色の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「赤い貨車」より 著者:宮本百合子
よ――ごらん、わたしだってよく似合ってるじゃないの」 ナースチャは、感嘆して、
紫苑色のリザ・セミョンノヴナのすらりとしたスウェーター姿を眺めた。 「わたしだっ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
その間の御簾に添えて几帳が置かれてある。几帳の垂れ帛が一枚上へ掲げられてあって、
紫苑色のはなやかな上に淡黄の厚織物らしいのの重なった袖口がそこから見えた。屏風の....