紫電一閃[語句情報] »
紫電一閃
「紫電一閃〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紫電一閃の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
や、元の暗黒に還った。 と、思ったのは、それも一瞬間のことだった。 サッと、
紫電一閃! どこから出したのか、幅の広い照空灯が、ぶっちがいに、大空の真中で、交....
「雷」より 著者:海野十三
思われぬ、すさまじい形相をして、恐ろしい呪いの言葉を吐いた。 そのときだった。
紫電一閃! 呀っと叫ぶ間もなく、轟然、地軸が裂けるかと思うばかりの大音響と共に....
「発明小僧」より 著者:海野十三
空隊ですよ。やってくるところを、こっちは感電砲をサッと向けるですナ。釦一つ押すと
紫電一閃。太い二本の光の柱です。一本は真直に空中を飛び上る。もう一本は敵陣の中に....
「枯尾花」より 著者:関根黙庵
采女、玉置小平太抔云う、藩政時分の家老屋敷の並んでいる、里俗鰡堀へ差懸ると俄然、
紫電一閃忽ち足元が明く成た、驚て見ると丸太ほどの火柱が、光りを放って空中へ上る事....