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細川頼春
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ろッと涙をこぼした。 尊氏はそのとき、その眸をじろっと斜め後ろへやった。近侍の
細川頼春だろう。主君同士ふたりの争いを心配して、廊のそとにかがまっていたらしいが....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
はッ」 「指揮いたせ、わしに代って旗本の配置をとれ」 「はっ」 「頼春、おるか、
細川頼春」 「これに!」 「そちは、浜づたいに馬をとばして、直義の陣へ、急を告げ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
都から直義の指揮下に、高ノ師冬、吉川経久、佐々木道誉、おなじく秀綱、土岐|頼遠、
細川頼春などが、数万の兵力を幾手にもわけて、待っていたのだ。 いかにその旗かず....