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細田民樹
「細田民樹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
細田民樹の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「死までを語る」より 著者:直木三十五
な宮島新三郎、その外、田中純、西条八十、村山至大、青野季吉、保高徳蔵、細田源吉、
細田民樹。 このクラスだけで、評論、プロ文学、詩、童話、純文学、大衆文学と、田....
「刻々」より 著者:宮本百合子
い」 と、特高に目の前で電話をつながせた。 「ア、もしもし中川です。明日の朝早く
細田民樹をひっぱっておいてくれませんか。え、そうです。細田は二人いるが、民樹の方....
「同志小林の業績の評価によせて」より 著者:宮本百合子
四 全然対蹠的な主題を扱った小説として同じ『中央公論』に同志
細田民樹の「裏切者《プロヴォカートル》」がある。今日「プロヴォカートル」という言....
「昭和の十四年間」より 著者:宮本百合子
田雨雀のほか片岡鉄兵はかつて属していた「新感覚派」から転じて「綾里村快挙録」を、
細田民樹は大衆的作家の傾向を持ちつつ「真理の春」を、宮本(中條)百合子は人道主義....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
しれないわね。 国府津の長椅子式で。あのときの青竹色の表紙の本は何でしたっけ、
細田民樹か何かだったかしら。一日よんでいらしたわね。それでちっとも退屈ではなかっ....
「明治の戦争文学」より 著者:黒島伝治
のほか、武者小路実篤の「或る青年の夢」、芥川龍之介の「将軍」のもっと詳細な検討、
細田民樹の「ある兵卒の記録」について、この三つの作品は、いずれも大正年間になって....
「日記」より 著者:宮本百合子
生活のうちに、皆、互の知らない部分が消えてしまうのではないか。 二月二日(水曜)
細田民樹氏の冷酷と無情、『新潮』をよむ。 自分の心に対して、ああ云うものは一つ....