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終ど
「終ど〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
終どの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙爆撃」より 著者:蘭郁二郎
離にある赤道の上では、両極の磁力の力が平衡しているように思われますのに、実際は始
終どちらかに浮動している様子でございます、これはだいたいいつぞや申されましたよう....
「白い鳥」より 著者:楠山正雄
そして伊香刀美といっしょに、そのおかあさんのそばで暮らすことになりました。でも始
終どうかして天に帰りたいと思って、折があったら羽衣を取り返して、逃げよう逃げよう....
「挿話」より 著者:徳田秋声
といっても歌子は丸抱えではなかった。二三日またぐれだして、保険会社の男とかと、始
終どこかへ入り浸っていた。 お絹はぶつぶつ言っていた。 「この家は、これでいっ....
「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」より 著者:神西清
ことを思い出した。本当に、食堂に出て来る時でも、叔母は眼を泣きはらしていたし、始
終どこかへ外出がちであった。可哀そうに、どこへ行っても心は安まるまいに、などと人....