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終決
「終決〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
終決の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
って抗議を提出し、且つその損害賠償をも請求して来ることとなった。しかし論弁容易に
終決せず、竟《つい》に露国皇帝の仲裁を乞うことととなったが、結局我政府の勝利とな....
「ウィリアム・ウィルスン」より 著者:佐々木直次郎
の計略が熟してきたので私は彼と仲間の自費生(プレストン君)の部屋で(これを最後の
終決的な会合にしてやろうと堅く思いながら)会った。プレストン君というのは二人とも....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
してのみならず、また一般社会の形態及び構造における極めて顕著な改善に対しても、最
終決定的な反対論であると思われる。ここで私が一般社会の形態及び構造における極めて....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
りぬ。 浮世絵の人物画も山水画と共に一勇斎国芳を殿《しんがり》としてここにその
終決を告げたり(国貞〈三世豊国〉の死は国芳に後《おく》るる事三年乃ち元治元年なり....