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経巡る
「経巡る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
経巡るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「抱茗荷の説」より 著者:山本禾太郎
生まれた翌年の秋に死んだということである。父は善根の深い人で、四国、西国の霊場を
経巡る遍路の人達のために構えの一棟を開放し善根の宿に当てていた。 遍路が村には....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
がくだされることになったという。 「その密使として、これから高野をはじめ、諸山へ
経巡る道すがらじゃ。太夫、まだ話したいことは、一夜に尽くせぬほど、山々あるぞ」 ....