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「経済史〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

経済史の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
読書法」より 著者:戸坂潤
し、多少の意見を変更し(奴隷所有者的構成や近世土地制度の沿革についての如き)、「経済史的偏向を可成り克服し」、「個々の政治的事件・制度・人物等に渡っても大いに述....
イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
ではあり得る筈がなかったし、又マックス・シェーラーによる文化社会学は、彼によって経済史観とか実証主義とかと特色づけられるイデオロギー論に対しては、恰も文化が文明....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
辞によって特徴づけられている。科学的社会主義・共産主義・唯物史観・又歪曲されては経済史観・等々。だが一体この種の名づけ方は、単にマルクス主義の一部分を取り出して....
辞典」より 著者:戸坂潤
物史観は広汎な弁証法的唯物論の特殊な部分的な場合に外ならない。だからこそ夫が所謂経済史観などとしては性格づけられないのである。 弁証法的唯物論の根本的主張はマ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
『ドストエフスキー論』 『日本経済統計図表』 『近世日本農村経済史論』 *『憲政篇』*『正史篇』『軍事篇』 章萃社『日本社会経済史』 ....
地方文化運動報告」より 著者:中井正一
えついた。そして教師陣を編成した。私もその一人に加わった。文化史、社会学、哲学、経済史、簿記、法律学、歴史学、英語、独逸語等を三時間ずつ毎夜授講することにした。....
科学批判の課題」より 著者:三木清
なる構成を有するイデオロギーの層の意味を把握するならば、我々は、何故に唯物史観が経済史観と絶えず混同され、そして何故にかく混同されることに原理的には反対しつつも....
読書遍歴」より 著者:三木清
れたが、私も興味深く感じた。しかしその頃京都大学で内田銀蔵先生が専門家として日本経済史その他の方面で立派な仕事をしていられたのにあまり注意しないでいたことを、私....
炭焼長者譚」より 著者:喜田貞吉
るが、田舎の富豪の富を得た起原を黄金の発見に帰するという古人の思想の反映として、経済史上からこれを観察しても、田舎の富豪が出来たが為に都の文化をいかに田舎に輸入....
加波山」より 著者:服部之総
であったか。磐州みずからいうごとく豪族をいただく自由独立精神であったか。それとも経済史家の定説のごとき封建的宇宙の窮乏化であったか。それとも磐州祖父の世代から緊....
志士と経済」より 著者:服部之総
の社会的経済的根底の問題まで突きこんだ伝記類はきわめてまれで、幕末を扱った社会史経済史の方面でも、当面の産商業の具体的性格を究明する仕事は、多く今後にかかってい....
新撰組」より 著者:服部之総
じ社会層のなかから同時にブルジョア的要素をも代表するものが発生して、幕末の政治史経済史を多彩にいろどっている。農村富農から藍玉《あいだま》仲買業や酒屋や山林業者....
春雪の出羽路の三日」より 著者:喜田貞吉
長を兼ねて、先年満鮮旅行のさいに同行されたお方だ。令兄渡辺正三郎君編輯の『山形県経済史料』二冊を贈られたのは嬉しかった。わが社会史研究にも有益な材料が少くない。....
日本歴史の研究に於ける科学的態度」より 著者:津田左右吉
のと考えるのは僻見であるということ、――過去の史学者の深く注意しなかった社会史・経済史の研究が行われるようになったのは、もとより喜ぶべきことであり、それによって....
アイヌ宗教成立の史的背景」より 著者:知里真志保
驚くのであります。これは神々の観念の一部が、異民族との交易(特に和人)という社会経済史的な事実の定期的な繰返しの上に形成されたものであることを如実に物語るものと....