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絵扇
「絵扇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
絵扇の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
老女が、気がついたように訊ねた。
「いいえ、何でもないのだけれど――」
小さい
絵扇で、顔をかくすようにして目をそむけるのだった。
浪路が、勿論《もちろん》中....
「ドーヴィル物語」より 著者:岡本かの子
見え無い。服装は今の身分伯爵夫人に相応しい第二帝政時代風のローブ・ド・ステールで
絵扇を持って居る。彼女はバアの隅の大テーブルに腰掛けようとして思いがけなく女性に....