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絵書き
「絵書き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
絵書きの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「女の一生」より 著者:森本薫
ろも、賑やかでお祭り騒ぎが好きで家の中には、笑い声が絶えたことがなかった。兄貴は
絵書きになるんだといって家中の誰彼を掴えてはモデルにしたもんだ。ふみの奴は音楽学....
「つぼみ」より 著者:宮本百合子
と同じ位――又より以上に信じて居て呉れると云う事を私は知って居た。 伯父さんは
絵書きで――自分でも絵や、本や、文学のすきなあの人は、口ぐせの様に、「私がするん....
「芽生」より 著者:宮本百合子
る、髪を一寸ながくして内気なかおにかるい笑と力づよさをうかべて一生懸命に話す若い
絵書きの前に、私は髪を一束につかねて、じみな色のネルを着てその人の絵絹の上に細筆....