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絶対多数
「絶対多数〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
絶対多数の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自叙伝」より 著者:大杉栄
し数が増えた。そして僕等の第三期生では、愛知県人すなわち国のものが二十六名という
絶対多数を占めたのであった。が、頭数が増えたからといって、油断はできない。また、....
「ピムキン、でかした!」より 著者:宮本百合子
児所設立に反対なもの手をあげ! 腕組したまんまだ、グレゴリーは。 ――では、
絶対多数で、托児所の問題は可決された。これもボルシェビキ的テンポでやっつけべ。 ....
「文学と生活」より 著者:宮本百合子
に各方面に骨を折ってきた意義は実に大きい。けれども一九四九年には吉田内閣が議会で
絶対多数の勢をかりて、旧い支配階級の勢力をもりかえし、人民がこの社会をもう少しは....
「婦人作家」より 著者:宮本百合子
とは、日本民主化のために重大な害悪となっている。 一九四九年の三月、保守陣営が
絶対多数をしめてからの日本は、基本的人権に関するあらゆる面で人民の側からポツダム....
「権力の悲劇」より 著者:宮本百合子
される権力からヒューマニティーが失われてゆく程度に応じて、権力をもたない地球上の
絶対多数者である人民大衆の側からヒューマニティーの要求がつよくなった。 この事....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
の下に所信を実現せむことを期し、ここに衆議院の解散を奏請した次第である」と。ほぼ
絶対多数を擁する政友会が当時の岡田内閣を承認しないことは、挙国一致を欲しないこと....
「地方文化運動報告」より 著者:中井正一
経済、美術、宗教の順位である。 一般の輿論調査にある感想は、かかる講座の継続を
絶対多数が希望している。そして、各専門でもっと突込んだ研究を要求している。そして....