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「絶類〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

絶類の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
るしへる」より 著者:芥川竜之介
人答うらく、「悪魔はもとより、人間と異るものにあらず。われを描《えが》いて、醜悪絶類ならしむるものは画工のさかしらなり。わがともがらは、皆われの如く、翼なく、鱗....
武蔵野」より 著者:国木田独歩
れし」 三 昔の武蔵野は萱原《かやはら》のはてなき光景をもって絶類の美を鳴らしていたようにいい伝えてあるが、今の武蔵野は林である。林はじつに今....
五重塔」より 著者:幸田露伴
師は当世に肩を比すべき人もなく、八宗九宗の碩徳たち虎豹鶴鷺と勝ぐれたまえる中にも絶類抜群にて、譬えば獅子王孔雀王、我らが頼むこの寺の塔も絶類抜群にて、奈良や京都....