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続続
「続続〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
続続の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「厨房日記」より 著者:横光利一
験べてみた。すると、そのマッチ一箇の値段の中から意外にも複雑なヨーロッパの傷痕が
続続と露出して来た。しかもその事実は全く経済上のシュールリアリズムの発会式とも云....
「旅愁」より 著者:横光利一
なことから話はますます一致して進んでいくと、手ぐるように共通の知人が三人の間から
続続と現れた。
「じゃ、一度御招待したいと思いますから、明日はどうですか。お暇で....
「夜の靴」より 著者:横光利一
性の復活に際して、人間性を消滅させたこの人類論法の袋の中から、まだ幾多の土産物が
続続とくり拡げられてくることだろう。それが善いか悪しいかは、残念なことにまだ私に....
「死体の匂い」より 著者:田中貢太郎
震の静まるまでそこにいることに定めて、家へ入って往って筵を持って来た。付近の者も
続続と避難して来た。私はまた煙草を買い蝋燭を買って来た。酒屋へサイダーを取りに往....