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「綜括〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

綜括の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
の、美くしい笑い顔だの、長いコートだの、続々記憶の表面に込み上げて来たが、それを綜括《すべくく》ったところでどこからもこの問に応ぜられるような要領は得られなかっ....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
珠宝も所詮、子の宝には及ばないというので、長歌の実事を詠んだのに対して、この方は綜括的に詠んだ。そして憶良は仏典にも明るかったから、自然にその影響がこの歌にも出....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
もう一つの報告によれば、一対二七・四分の三であった3)。もしこれらの一切の事情を綜括し、同時に出生記録簿における周知の脱漏と近年の我国人口の周知の増加を考慮して....