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「維摩経〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

維摩経の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
もや御放送。 ◯「大義」を村上先生(医師)へ、「大義抄」を奥山老士へ貸す。 ◯「維摩経新釈」を読みはじむ。 八月二十四日 ◯昨夜より今朝迄、十二時間に亘りて雷....
茶の本」より 著者:岡倉覚三
門哲学の大成者として知られる。 二六 無明――経験界。 二七 馥柯羅摩訶秩多――維摩経ではこの典拠不明。維摩居士のことか。 二八 利休が「富田左近へ露地のしつら....
般若心経講義」より 著者:高神覚昇
ないのです。 文殊と維摩の問答 ところで、これについて想い起こすことは、あの『維摩経』にある維摩居士と文殊菩薩との問答です。あるとき、維摩が文殊に対して、不二....
青年」より 著者:森鴎外
、だいぶ学問のある坊さんの所へちょいちょい行ったことがあります。丁度その坊さんが維摩経の講釈をしていました。みすぼらしい維摩居士の方丈の室が荘厳世界に変る処が、....
十二支考」より 著者:南方熊楠
いざな》わしむ。大日如来が香華燈塗の四菩薩を出して四仏を供養するは上に述べた。『維摩経《ゆいまぎょう》』には聚香世界の香積仏が微妙の香を以て衆生を化度し、その世....
十二支考」より 著者:南方熊楠
となれると勧められた。毎度のこと故その気になってしからばなって見ようというと、『維摩経《ゆいまぎょう》』に、法喜を以て妻とし慈悲心を女となし、諸淫舎に入りては欲....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
き中に、経を講ぜられ、また、その註釈を作られましたが、その経は、法華経、勝鬘経、維摩経の三つでありまして、大乗経典中の最も大乗的のものであります。 大乗という....