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「網杓子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

網杓子の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
も道具も人間もみな震え上がった。赤痣《あかあざ》で凸凹《でこぼこ》の大きい顔は、網杓子《あみじゃくし》に似ていた。髯《ひげ》まではえていた。まったく市場の人夫の....
食道楽」より 著者:村井弦斎
く糸切にしてグラグラ沸騰《ふっとう》している塩湯へ少しずつ落してザット湯だったら網杓子《あみじゃくし》で笊《ざる》へ掬《すく》い上《あ》げてよく水気を切って今度....
食道楽」より 著者:村井弦斎
白身を入れるとまた一層|膨《ふく》れます。それを直《す》ぐに灰篩《はいふる》いか網杓子《あみじゃくし》で掬《すく》い取って皿の上へ盛るのですが長く湯の中へ置くと....