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「綴じる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

綴じるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
なかった。 初めて小謡を習いに行くと、翁は半紙を一帖出して自分で紙縒をひねって綴じる。それから墨を磨って表紙に「小謡」と書いて、その右下に弟子の姓名を書く。そ....
書籍の風俗」より 著者:恩地孝四郎
である。この様式では、しばしば釘綴じが行われる。糸でかがり合せるのでなく、針金で綴じるのであるが、ぞんざいなやり方の場合は、釘を表裏から打ちつけて固定する。名の....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
と聞いたら、田舎の親に見せるのだといったそうですが、また器用な人で、表紙を附けて綴じるのなどが楽しみでもあるらしく、「そんなことはよしたらよかろう」と、何度いっ....