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「綴文〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

綴文の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
女百貨店」より 著者:吉行エイスケ
キヤ橋の方向に顔をむけるとふたたび生きた記録に彼女は接した。A新聞社の電気告知の綴文字が事件をたえまなく運搬した。 『ホンジツヲモツテキンユシユツハカイキンサレ....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
きものではないが、前に挙げた『護痘要法』と倶に、江戸時代に刊行せられた二、三葉の綴文である。 『仮面の由来』、これもまた片々たる小冊子である。 『呂后千夫』は抽....
孔子」より 著者:和辻哲郎
であって、必ずしも右のごとき緊密な文化圏の統一を示すものではない。フェニキアの音綴文字を襲用した諸文化国がフェニキア文化の圏内に統一せられていると言えないように....
茶漬三略」より 著者:吉川英治
から宗一は、母の料紙筥を取出し、母の前で開けてみたところ、果たして黴くさい二帖の綴文があらわれた。 その夜、彼は、父と太閤との、奇しき前身や縁故をつぶさに知っ....