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総仕舞
「総仕舞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
総仕舞の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「根岸お行の松 因果塚の由来」より 著者:三遊亭円朝
請される相談が極り、今夜は海上がお金を持ってまいり、楼主に渡して引き祝いに朋輩を
総仕舞にいたし、陽気に一花咲かせる事に相成りました。花里も進まぬながらそれ/″\....
「見えざる人」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
彼は、手に持つ磨きのかかったステッキで、今しがたアンガスが婚礼の準備だといって
総仕舞にした例の飾窓を指し示した。アンガスはその外硝子に細長い紙片がはりつけてあ....
「剣侠」より 著者:国枝史郎
るんでございますが、何しろ今晩は馬大尽様が、そのお山さんを相方にして、しかも家を
総仕舞いにして、誰もあげるなと有仰って……」 その時林蔵が声をかけた。 「それ....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
爵は、|玉廻し役《クルウピエ》の隣りの椅子にムズとばかりに坐りながら、 「ひとつ
総仕舞《そうじまい》にして、花を飾らしてやらなければならん」 公爵は天井を仰ぎ....