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総合雑誌
「総合雑誌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
総合雑誌の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
実際どこから手を付けてよいか、当惑せざるを得ないわけである。 杉村楚人冠は月刊
総合雑誌が一方において月刊単行本の観があり、他方に於て月刊時事新聞の観があるのを....
「読書法」より 著者:戸坂潤
ける矛盾を摘発しその対策を考察したものとして、単なる文壇人の企て得ない処だろう。
総合雑誌や文学雑誌に対する批判も相当的確である。特に日本に於ける単行本文化の極度....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
讃を博していない、という大衆的事実を見ねばならぬ。思想を代表する機関としての所謂
総合雑誌や評論雑誌は、このことを最もよく知っているのだ。
だがそれにも拘らずマ....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
チャンと発禁は防止されるような機構が完備している。『改造』の山本実彦社長によると
総合雑誌の売行きは発売の三日間に六五乃至七〇パーセントだから、たとえ一部削除でも....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
リズムの上でも力を失いつつあるという印象(之も実は必ずしもそうではないことは評論
総合雑誌の内容を見ても判ることだが)に影響されて、唯物論的文化イデーの指導性が失....
「浅間噴火口」より 著者:豊島与志雄
らととのっていて、押入には、布団や支那カバンや行李、それからまた沢山の書物。殊に
総合雑誌の類が堆高く積み重ねられ、小さな紙片が、総のように頁の間から差出ていた。....