総統[語句情報] » 総統

「総統〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

総統の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
果となる。ソ連に於ける毎度の粛清工作はもちろん、ドイツに於ける突撃隊長の銃殺、副総統の脱走等の事件も、その傾向を示すものと見るべきである。統制主義の時代は、決し....
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
瀾ありそうだ。 ◯ドイツ亡ばんとす。巷間「ドイツはかわいそうですね」「ヒットラー総統はあそこまでやったのに」「ドイツ軍、ヒットラー・ユーゲント、ベルリン男女市民....
英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
いや、フン大尉。君の壮烈なる戦死のことは、きっとおれが、お前の敬愛するヒットラー総統に伝達してやるぞッ!」 福士大尉は、アンの耳に口をつけて、肺腑をしぼるよう....
兄と弟」より 著者:宮本百合子
るまでつづくようだったということも。軍閥の巨頭袁を、立憲共和の新しい中華民国の大総統に推さざるを得なかったことが、最大の過誤であったという意味のことを孫文が述べ....
阿Q正伝」より 著者:井上紅梅
た内伝とすれば阿Qは決して神仙ではない。しからば別伝としたらどうだろう。阿Qは大総統の上諭に依って国史館に宣付して本伝を立てたことがまだ一度もない。――英国の正....
一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
第であります。 その他国宝とも称すべき頭山翁が書いて下された幅、かつて支那の大総統をした曹※の一筆の虎、支那僧密林師、犬養翁、また私の恩師渡辺海旭上人の偈文、....
沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
なく自分から望んで軍事探偵の任務を帯び窃かに北京へ忍び込み讐敵の動静を窺った。袁総統の権勢は飛んでいる鳥を落とすほどで容易に接近出来なかった。それでも私は根気よ....
ヒトラーの健全性」より 著者:国枝史郎
の本来の志望が画家であり、青年時代、多少彩管をもてあそんだからであろう。 彼を総統にいただき、今次の欧洲大戦争を惹起した独逸にとって、何より幸福だったことは彼....