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総面
「総面〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
総面の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
寄りに甲府の条坊が出来ていた。東西五百三十間南北九百二間というのがすなわち条坊の
総面積で、諸将の邸宅もここにあった。城屋町には真田弾正、甘利備前守、山県三郎兵衛....
「草藪」より 著者:鷹野つぎ
年や、一人の若い女性などがテレスの常連というわけであった。 「この草っぱらと畑の
総面積は、どのくらいあると思う」と、母親の附添で仕合せな、せいたか坊やの通称のあ....
「飢餓地帯を歩く」より 著者:下村千秋
郡、八戸郡の大部分、下閉伊郡、上閉伊郡、和賀郡の一部分が、飢餓地帯と化した。その
総面積は約三千町歩であるという。殊に問題であることは、八戸郡、下閉伊郡の交通不便....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
の明月が果てしない海を照らしたのである。) ハワイはまことに絶海の孤島にして、
総面積六千四百五十四方マイルあり。これをわが台湾に比するに、約二分の一に当たる。....
「ワーニャ伯父さん」より 著者:神西清
十年前の、この郡の有様です。濃い緑、うすい緑は、森をあらわしたもので、このとおり
総面積の半ばを占めています。緑いろのところに赤い網目がついているのは、大鹿や山羊....