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緑水
「緑水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
緑水の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思い出す事など」より 著者:夏目漱石
に立って去就を決しかねる時期が来るだろう。 桃花馬上少年時。 笑拠銀鞍払柳枝。
緑水至今迢逓去。 月明来照鬢如糸。 三十二 初めはただ漠然《ばくぜん》と空を....
「河明り」より 著者:岡本かの子
。より以上の人間性をと、つき詰めて行くのでもあろう。「青山愛執の色に塗られ、」「
緑水、非怨の糸を永く曳く」などという古人の詩を見ても人間現象の姿を、むしろ現象界....
「艶色落語講談鑑賞」より 著者:正岡容
ひもといた雑誌「演芸世界」の明治三十六年六月下旬号に「大悪人の広告」と題する小出
緑水氏の一文があって、全文ことごとく栄次のことで埋められていた。 まず冒頭には....
「三国志」より 著者:吉川英治
あっても、たしかな人物ですから、どうかご記憶にとめておいて下さい」 「青山老イズ
緑水長ク存ス。いつか先生の芳志に報うことができるかも知れない」 「この西蜀四十一....