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「縁覚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

縁覚の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
渡るに利己一辺だが、馬は人を乗せて自他ともに渡る。そのごとく声聞《しょうもん》や縁覚《えんがく》よりは菩薩|迥《はる》かに功徳殊勝なりとし、観音救世の績殊に著し....
金銭無情」より 著者:坂口安吾
ろが最上先生に足りねえから、最上先生は首をくゝる。仏教に於ては孤独なる哲人を声聞縁覚と言ふです。彼等は真理を見てゐるが、人を救ふことを知らんです。よつて、もつぱ....