縄を掛ける[語句情報] »
縄を掛ける
「縄を掛ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
縄を掛けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
」 と云うとトンと縁から下へ突落《つきおと》されると直《すぐ》にバラ/\と来て
縄を掛ける。最早|遁《のが》れる道はない、毒薬を盛ったに相違ないと云う事が速《す....
「縷紅新草」より 著者:泉鏡花
でまぶしそうに、口の端を拳でおさえて、 「――そのさ、担ぎ出しますに、石の直肌に
縄を掛けるで、藁なり蓆なりの、花ものの草木を雪囲いにしますだね、あの骨法でなくば....
「後の業平文治」より 著者:三遊亭円朝
母親も終には呆れ返って、「これほど意見しても肯かぬ気性の其方、行く/\は親の首へ
縄を掛けるに相違ない、長生して死恥を掻こうより寧そのこと食事を絶って死ぬに越した....