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縄取り
「縄取り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
縄取りの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「義民甚兵衛」より 著者:菊池寛
! そうじゃ! おきん 何!(くくられていながら、村人たちに飛びかかろうとする)
縄取りの役人 (縄を引きながら)神妙にいたせ! おきん (恨めしそうに村人たちに....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
“城づくり”なのである。 地相の選びも、 「ここよりない」 と、一日できめ、
縄取りや、壕塁の構想なども、自身、わらじ穿きでさしずを下し、 「短時日の仕上げこ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
は、ひと目にも、 不落の嶮 と、うなずかれる。 ここに、正成はいつのまにか
縄取りしていた。 それも麓の赤坂に、湯浅定仏の軍が入りこんでいた間は、彼も姿を....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
そしてまた、中原親秀や左衛門ノ尉資直らが技師となって、その広大な地域さだめの
縄取りとなった当日には、尊氏は、みずから臨んで、設計に立ち会い、夢窓国師の原案を....