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縦帆
「縦帆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
縦帆の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「光と風と夢」より 著者:中島敦
大西洋を渡った。米国も思わしくなく、今度は南洋行が試みられた。七十|噸《トン》の
縦帆船《スクーナー》は、マルケサス・パウモツ・タヒティ・ハワイ・ギルバァトを経て....
「メールストロムの旋渦」より 著者:佐々木直次郎
の方へ向って吹いていたので、遠くの沖合の二本マストの帆船が二つの縮帆部をちぢめた
縦帆を張って停船(2)し、しかもなお、その全船体をしきりに波間に没入していたが、....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
すなわち直角の八分の一の角度。 〔第二篇 船の料理番〕 三○ スクーナー船。――
縦帆式帆装の帆船。時には四檣または五檣のものもあるが、普通二檣あるいは三檣である....