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縦筋
「縦筋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
縦筋の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「国貞えがく」より 著者:泉鏡花
山と言えば思出す、この町の賑《にぎや》かな店々の赫《かっ》と明るい果《はて》を、
縦筋《たてすじ》に暗く劃《くぎ》った一条《ひとすじ》の路《みち》を隔てて、数百《....
「小春の狐」より 著者:泉鏡花
皺深く、すぐにむぐむぐと、日向に白い唇を動かして、 「このの、私がいま来た、この
縦筋を真直ぐに、ずいずいと行かっしゃると、松原について畑を横に曲る処があるでの。....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
冥であることこの石のようにあるです。
この種族の婦人という者はその下顎に三つの
縦筋を描いて居る。それは黒く入墨をして居るものもあれば、入墨するだけの余裕のない....