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「縦陣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

縦陣の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
艦隊は、その快速を利用し、那智、羽黒、足柄、高雄以下の一万噸巡洋艦隊と、並行の単縦陣型を作って、刻々に敵艦隊の右側を覘って突き進んだ。 その背後には、摩耶、霧....
小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
長の命を帯び、副艦長に打ち合わすべき事ありて、前艦橋に上れば、わが艦隊はすでに単縦陣を形づくり、約四千メートルを隔てて第一遊撃隊の四艦はまっ先に進み、本隊の六艦....
怪塔王」より 著者:海野十三
れること十キロメートル、旗艦を中央に、そのまわりを各艦艇がぐるっと囲んで、五列の縦陣をつくり、全速力でもってすすんでいました。 このとき、一天は晴れわたり、ど....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
て、四時には、もう『最上』を先頭に、『千種』『吉野』『三隈』と、ずらりと一列の単縦陣をつくった。 見よ、あかつきの光にうき出してくる山のような堅艦《けんかん》....