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繁山
「繁山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
繁山の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
傍は直ぐに縁側の、戸棚の横が満月|形に庭に望んだ丸窓で、嵌込の戸を開けると、葉山
繁山中空へ波をかさねて見えるのが、今は焼けたが故郷の家の、書院の構えにそっくりで....
「源氏物語」より 著者:紫式部
ば (晶子) 源右大将は常陸守の養女に興味は覚えながらも、しいて筑波の葉山|
繁山を分け入るのは軽々しいことと人の批議するのが思われ、自身でも恥ずかしい気のさ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
は和ぎむかとおもへど弥々恋ひまさりけり」(巻四・七五三)、「見る毎に情和ぎむと、
繁山の谿べに生ふる、山吹を屋戸に引植ゑて」(巻十九・四一八五)、「天ざかる鄙とも....