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織り上がる
「織り上がる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
陀羅を織り出した。晩の八時から明け方の四時まで、灯火は油にひたした藁束であった。
織り上がると美女は立ち去った。比丘尼は画像の深義を説いてきかせた。一体あなたはど....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
く着物になったのである。或いは親々はそれがあまりに嬉しいので、ちょうどその一反の
織り上がる頃には、自然に快く死んでしまう気にもなったろうかと思うばかりである。歴....