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罫線
「罫線〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
罫線の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ゴールデン・バット事件」より 著者:海野十三
の沢山並んだ部屋から、大きな帳簿をもって来た。帆村がそれを開いたのを見ると、細い
罫線が沢山引いてあって、そこに細い数字が書き込んであった。 そこで彼は、丘田医....
「五月の唯物観」より 著者:寺田寅彦
アマゾン達が巧妙な戦陣を張ってあらゆる遁げ路を遮断しながらだんだんに十六むさしの
罫線のような畦を伝って攻め寄せて行った。その後から年とった女達が鍬の上に泥を引っ....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
った便箋のようなものをあたしによこした。右端に〈陸軍〉といかめしい字を入れた赤い
罫線を二段に仕切って、上の段にパパとママとあたしとお君の名を書き、その下に〈女中....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
り法《モンタント》なぞと、およそ小《こ》一万もありますが、計算《カルキュウル》や
罫線《フィギュウル》で勝てるわけがないんですヨ。一体話がおかし過ぎますテ。ところ....