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置型
「置型〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
置型の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「足迹」より 著者:徳田秋声
っておいた糠袋などを取り出し、縁づいてからお袋が見立てて拵えてくれた細い矢羽根の
置型の浴衣に着かえた。 部屋はたッた六畳敷きで、一間の押入れに置き床などがあっ....
「黴」より 著者:徳田秋声
女の机のうえには薬瓶などがあった。女はしおしおしたような目をして、派手な牡丹の
置型のある浴衣のうえに、矢絣の糸織りの書生羽織などを引っかけて、頽れた姿形をして....