美男葛[語句情報] »
美男葛
「美男葛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
美男葛の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「家」より 著者:島崎藤村
来た。この娘は、髪も未だそう黒くならない年頃で、鬢のあたりは殊に薄かった。毎朝|
美男葛で梳付けて貰って、それから学校へ行き行きしていた。 「お俊ちゃん、毎晩画を....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
つかしむのです。 菖蒲畑の側にある木戸から、地境にある井戸まで、低い四つ目垣に
美男葛が冬枯もしないで茂っていました。葉は厚く光っており、夏の末に咲く花は五味子....