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「義旗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

義旗の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
四条畷の戦」より 著者:菊池寛
から特別の御恩を戴いたこともないだろう。然るに渺たる河内の一郷士正成が敢然立って義旗を翻すに至った動機には、実に純粋なものがあるのだ。学者の研究に依ると、正成は....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
いることによって、正にアジア的・東洋的、即ち精神的なのである。「……亜細亜連盟ノ義旗ヲ翻シテ真個到来スベキ世界連邦ノ牛耳ヲ把リ、以テ四海同胞皆是仏子ノ天道ヲ宣布....
藪の鶯」より 著者:三宅花圃
ンクリンを景慕するヨ。フランクリンも官員でないとはいえないが。話聖東がボストンに義旗を翻がえし。三十余州を一致し。亜米利加《あめりか》に連邦を創立し。今は欧州各....
三国志」より 著者:吉川英治
すぐわれに返る。中山靖王の後裔劉備玄徳というわれに返る。寒村の田夫から身を起し、義旗をひるがえしてからすでに両三年、戦野の屍となりつるか、洛陽の府にさまよえるか....