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羽交い締め
「羽交い締め〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
羽交い締めの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
者だ、おぬしは? 曹操の部下か」 「もとよりのこと」と男は、彼のからだを後ろから
羽交い締めにしたまま、 「――この声を忘れたか。この俺を見わすれたか」と重ねて云....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
とき、男の黒い影は、 「捕ッたっ」 と、おどりかかって、もがき闘う美しい鳥を、
羽交い締めにしながら、 「もう、もう、遁しはせん。御用じゃ。御用じゃぞ、お燕」 ....