翌夕[語句情報] »
翌夕
「翌夕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
翌夕の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
し、曾根崎の途中でその女を一刀に斬り殺し麦飯屋の簀《す》の子《こ》下に隠れたが、
翌夕腹へって這い出で食を乞う所を召し捕られた(『伝奇作書』初篇上)。行き合いバッ....
「人魚謎お岩殺し」より 著者:小栗虫太郎
り来った。今度は、生々しい現実の恐怖を味わねばならなかったのである。 それは、
翌夕日没直後のことで、なにか鑵鼓のようなもので、舷側を叩く音がしたので、余は暗闇....
「迷信解」より 著者:井上円了
なりと信じ、その願いのごとく衣服を渡したり。怪物、喜んでこれを受けて去れり。その
翌夕また深更に、同じく白衣白帽の亡霊出現し、さらにほかの衣類を授けられんことを請....