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翻倒
「翻倒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
翻倒の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ところは、言わば全体が笛吹川の谷であることは竜之助もよく知っていました。三面から
翻倒《ほんとう》して来る水が、この谷に溢れ返る時の怖ろしさも、相当に峡東《こうと....
「三国志」より 著者:吉川英治
今度は昨夜以上の烈風が吹き出してきて、諸船はみな虚空に飛揺し、波は船楼を砕き人を
翻倒し、何しろ物凄い夜となってきた。 「危ない危ない。また乗しあげるぞ」 暗黒....