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聖王
「聖王〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
聖王の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
つ》その他の場所に掲げて人民を警《いまし》めたことを指すもので、これに依っても古
聖王が法を朦昧の人民に布き、これを法治生活に導くのに如何に苦心したかを想像するこ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
なからず、伏蔵探索専門の人もこれを見中てる方術秘伝も多い。『起世因本経』二に転輪
聖王《てんりんじょうおう》世に出《い》づれば主蔵臣宝出でてこれに仕う、この者天眼....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
さて智馬と同類ながら譚が大層誇大されたのが、仏経にしばしば出る馬宝の話だ。転輪
聖王《てんりんじょうおう》世に出でて四天下を統一する時、七つの宝|自《おの》ずか....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ゆれば自然に樹下に往き、念仏して静かに往生し、大梵天や諸仏の前に生まる。その時の
聖王に子千人と四大宝蔵あって中に珍宝満つ。衆人これを見て貪著《とんじゃく》せず、....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
関する最初の四つの戯曲(七月十四日、ダントン、狼、理性の勝利)、「信仰の悲劇」(
聖王ルイ、アエルト)、民衆劇論、その他。私にとってクリストフは、外部には見えない....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
ンバアルベカラズ、神農経ニ云ク、山川雲雨四時五行陰陽昼夜ノ精以テ五色ノ神芝ヲ生ジ
聖王ノ休祥ト為ル、瑞応図ニ云ク、芝草ハ常ニ六月ヲ以テ生ズ春青ク夏紫ニ秋白ク冬黒シ....
「孔子」より 著者:和辻哲郎
新しくなった。大帝国を教化するに当たっては、釈迦の時代に思いも及ばなかった「転輪
聖王」の理想が作られている。ギリシア人やスキタイ人を教化した際には、かつてインド....
「旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
説いて、「今生の父母は我を生みて法華経を信ずる身となせり、梵天帝釈四大天王、転輪
聖王の家に生れて、三界四天を譲られて、人天四衆に恭敬せられんよりも、恩重きは今の....