聞分ける[語句情報] » 聞分ける

「聞分ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

聞分けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
行人」より 著者:夏目漱石
、父は主人役で「娘」と「男」を端役《はやく》だと云う訳か二つ引き受けた。多少謡を聞分ける耳を持っていた自分は、最初からどんな景清ができるかと心配した。兄は何を考....
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
の音サラ/\/\と聞えまするが、物音の思うように聞えんのは、余念が有るゆえに音を聞分けることが出来ませんので、草葉ですだく虫には種々有りまするが一緒に啼いて居り....