聞物[語句情報] » 聞物

「聞物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

聞物の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
から、指摘されている。少なくとも日本に於ける大新聞の近代的傾向は、商品としての新聞物を生産販売するという資本主義機構から来る一結果として、その本質が著しくニュー....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
がその標榜する表面の面目にも拘らず、その紙面の表面から云っても、又更にその商品新聞物の生産から云えば尚のこと、広告というものを大半の内容にしていることは改めて述....
赤格子九郎右衛門」より 著者:国枝史郎
門は其壮年時代を――特に海上雄飛時代を、どんな有様で暮らしたろう? それこそ洵に聞物である。そして夫れこそこの私が語り度いと思う題目なのである。 元和元年八月....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
河原崎権之助は市川|三升と改名。 ○十一月、守田座にて「東京日日新聞」を上演。新聞物を舞台に上せたる嚆矢なり。 ○東京府令によって市内の劇場を十カ所と定められた....