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聴取者
「聴取者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
聴取者の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
あるにせよ、時間の経過は、この事件の解決案を要求してやまない。全世界に亙る読者と
聴取者とは、日の経つに従って焼けつくほどの熱心さを以てそれを新聞社や放送局へ求め....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
いずれも生まれて初めて飛行機に乗って珍しく感じたことを談り合ってそれを全国の
聴取者に聞かせるのである。 世界地図をあけてスコットの飛んだ距離と、これらの日....
「ソヴェト同盟の芝居・キネマ・ラジオ」より 著者:宮本百合子
演じる訳なのだ。 ラジオのことは私は少ししか知らない。しかし、おびただしい数の
聴取者を持っている文化施設として、ソヴェト同盟が絶えずラジオを文化戦線の最前列に....
「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」より 著者:宮本百合子
る計画だ。つまりラジオ拡声装置所は集団農場の拡大につれ二万四千から五万千ヵ所に、
聴取者は二百万人だったのが四百万人になろうとしている。 次に見落してならないの....
「「ラジオ黄金時代」の底潮」より 著者:宮本百合子
。しかし、日本のラジオのプログラムの所謂《いわゆる》修養・娯楽の部に対して一部の
聴取者が常に感じている水準の低さに対する不満の如き不満が、やはり世界的な現象なの....
「ラジオ時評」より 著者:宮本百合子
」という感情にまで追い込まれないことを、総ての聴きては望んでいるだろうと考える。
聴取者は生きている あちらこちらでラジオのことが考えられている様子で、十二月号....
「みのりを豊かに」より 著者:宮本百合子
出来るようになって、ラジオはラジオとして本来の機能を発揮する時機が来た。あらゆる
聴取者よ、全波受信の設備をせよ。そして、日夜広々とした全世界の脈動に貫かれて生活....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
見られ始めた。 C ラジオ 一九四五年三月日本全国のラジオ
聴取者は七、四七三、六八八戸あった。四七年七月には五、八六一、六三四戸(内無料九....
「新しい抵抗について」より 著者:宮本百合子
の左まわり右へは、さき頃のラジオ討論会、「宗教と科学は両立するか」の時の話し方で
聴取者の腹の底までしみ渡りました。渡辺氏は、宗教が、たとえば宗教裁判や戦争挑発に....
「風俗時評」より 著者:豊島与志雄
決するものは、恐らく将来の科学的テレヴィジョンでもあろうか。ラジオの放送当事者も
聴取者も、一考すべきであろう。 J 日本人には含羞的性質が多分にあ....
「『地球盗難』の作者の言葉」より 著者:海野十三
響効果を適当にやれば、普通のドラマでは到底出せないような新しい感覚的な娯楽放送を
聴取者のラウドスピーカーに送ることが出来ように思っている。 『流線|間諜』は「つ....
「ラジオ・ドラマ私見」より 著者:岸田国士
範囲は自由であるが、感覚と思想には何処か新鮮なところがあつてほしい。何れにせよ、
聴取者の大部を「退屈させない」なにものかを有し、その上、彼等の(即ちわれわれの)....
「テレビの科学番組」より 著者:中谷宇吉郎
みたようなものになってしまった。 これは巴里《パリ》から放送するので、大部分の
聴取者にとっては、英語は外国語である。それにこんな堅苦しい話では、ちょっと困るか....