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聾桟敷
「聾桟敷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
聾桟敷の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「犬を連れた奥さん」より 著者:神西清
方の劇場といえばどこもそうだが、ここでもシャンデリヤの上の辺には靄がたなびいて、
聾桟敷ががやがやと沸き立っていた。一列目には幕あき前のひと時を、土地の伊達者連中....
「白花の朝顔」より 著者:泉鏡花
出ますかね、私は大の贔屓です。」 恥ずべし、恥ずべし。……式亭三馬|嘲る処の、
聾桟敷のとんちきを顕わすと、 「路之助はんが、出やはるやろ。」 お絹の方が知っ....