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肩甲骨
「肩甲骨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
肩甲骨の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
たなら、窒息させずには置かないだろう。両肩が光を浴びていた。厚い丸い肩であった。
肩甲骨の存在など、考えることさえ出来ないような、肉ばかりで出来たような肩であった....
「環礁」より 著者:中島敦
出す。いけない! と思ってすぐに目を開く。 ウカル樹の細かい葉一つそよがない。
肩甲骨の下の所に汗が湧き、それが一つの玉となって背中をツーッと伝わって行くのがは....
「予謀殺人」より 著者:妹尾アキ夫
さにペンベリーはナイフをふりあげ、全身の力をこめて、もと看守をしていた男の、左の
肩甲骨のしたを後から刺した。 刺されたプラットは、恐ろしい悲鳴をあげてふりむき....