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背の君
「背の君〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
背の君の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「楢重雑筆」より 著者:小出楢重
人もあるからおかしい、もし蜘蛛の男女が恋をしたとしたらやはり野の花よとか、美しい
背の君よとか考えることだろうと思って私は面白い自然のからくりに感心しているのであ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
のくらいの歌を作ったのは実に驚くべきである。「ながらふるつま吹く風の寒き夜にわが
背の君はひとりか寝らむ」(巻一・五九)も選出したのであったが、歌数の制限のために....
「謡曲と画題」より 著者:上村松園
来たのは主人ではなくて召使いの夕霧であったのでがっかりするが、しかしせめて愛しの
背の君の消息をきけたことを慰めとして、よもやまの京の都の話や、主人の苦労のことを....