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背子
「背子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
背子の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
飛騨と美濃の国境を越して来た。供の男は二十三、四歳の屈強な若者で、飛騨風な背板(
背子ともいう)を背中に負い、その上に行李と大風呂敷とを載せていたが、何しろ半蔵の....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
の「に」は方嚮を示している。 ○ 紀の国の山越えて行け吾が
背子がい立たせりけむ厳橿がもと 〔巻一・九〕 額田王 紀の国の温泉に行幸(斉明....