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「背高〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

背高の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
姪子」より 著者:伊藤左千夫
も見え、鶏頭《けいとう》鳳仙花《ほうせんか》天竺牡丹《てんじくぼたん》の花などが背高く咲いてるのが見える、それで兼公は平生花を作ることを自慢するでもなく、花が好....
海異記」より 著者:泉鏡花
浜へ出るその二頭の猛獣に護られた砂山の横穴のごとき入口を、幅一杯に塞いで立った。背高き形が、傍へ少し離れたので、もう、とっぷり暮れたと思う暗さだった、今日はまだ....
四日間」より 著者:ガールシンフセヴォロド・ミハイロヴィチ
え!」 号令を掛けたのは我衛生隊附のピョートル、イワーヌイチという看護長。頗る背高で、大の男四人の肩に担がれて行くのであるが、其方へ眼を向けてみると、まず肩が....
少年探偵長」より 著者:海野十三
け」 そういい捨てて、頭目はうしろの垂れ幕をわけて、その奥に姿を消した。異様な背高のっぽの覆面巨人だ。牛丸少年は、感心して、頭目のうしろ姿を見送った。 (あの....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
期の候補生だった。そして今も同じ練習艦明石乗組だ。 もっとも兵科は違っていて、背高のっぽの川上大尉は機関科に属しており、長谷部大尉は第三分隊長で、砲を預かって....
棺桶の花嫁」より 著者:海野十三
、まさに奇蹟中の大奇蹟だった。あの最初の大動揺が襲来したときに、この古い煉瓦建の背高い建物は西側の屋根の一角から、ガラガラッと崩れはじめた。彼は真青になったが、....
世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
である。ピーターヘッドのサイディ・ムドナルドもそれを見たと言い、シェットランドの背高のっぽうのピーター・ウィリアムソンもそれを見たと言い、ミルン氏もまたブリッジ....
怪しの館」より 著者:国枝史郎
そこを目掛けて旗二郎、またもスルスルといざり出たが、今度は瞬間にスッと伸ばし、背高々と爪立ったが、こんな場合だ、卑怯ではない。声も掛けずに背後から、後脳を目掛....
発明小僧」より 著者:海野十三
ないから大丈夫です。」 陸相「よろしい。それまで!」 小僧「しかし出羽嶽みたいな背高ノッポは、出陣を見合わせにして下さい。そうでないと……。」 陸相「それまでッ....
人魚謎お岩殺し」より 著者:小栗虫太郎
色刷を見て、 「だいぶ安手な写楽のようだが、聴くところだと、喜代太郎はそれほどの背高じゃねえというそうだぜ。ただ写楽が、煙管を長く描いたもんだから、後々のうるさ....
豆腐買い」より 著者:岡本かの子
もかにもが低い。 周囲の高い西洋の町であれ程背低だった加奈子が今|茲ではひどく背高のっぽになった気持だ。おまけに靴の尖まで陽が当る。踊の組子なら影の垣に引っ込....
式部小路」より 著者:泉鏡花
って、銀の平打の簪に透彫の紋所、撫子の露も垂れそう。後毛もない結立ての島田|髷、背高く見ゆる衣紋つき、備わった品の可さ。留南奇の薫馥郁として、振を溢るる縮緬も、....
魔法の笛」より 著者:楠山正雄
赤と黄いろの だんだらまだら、 奇妙な形の マントをひいて、 やせてひょろひょろ背高のっぽ。 顔はつるつる ひげなし男、 髪はふさふさ どす黒い顔、 うす気味わ....
エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
あけすけな態度と子どもっぽい心意気と、詠嘆的な言葉や目つきをもって、そして、その背高い姿も、きゃしゃな両手も、あるいは、そんなにもうやうやしくお辞儀する頭の赤毛....
大きなかしの木」より 著者:小川未明
たちがいないのは、木にとって寂しかったのです。どこからでも、この野原にこんもりと背高く立っている木のようすはながめられました。鳥たちが、この木の姿を目あてに、雲....